夏美のホタル



以前行った房総半島ツーリングで立ち寄った月崎駅周辺がロケ地となっていたため気になっていた映画「夏美のホタル」のDVDが出ていたので観てみた。

ストーリー

写真家になる将来の夢と、恋人の慎吾(工藤阿須加)との関係に悩んでいた夏美(有村架純)は父の形見のバイクで思い出の森へ向かう。そこで小さな商店を営んでいる、通称 地蔵さん(光石 研)とヤスばあさん(吉行和子)親子に出会い、居候することに。

テンカラ釣りを教わり、きゃらぶきや川エビなど地元の食を味わい、近所の子供たちと遊びながら自然の中で自由にシャッターをきる夏美。

地蔵さんの友人、雲月(小林 薫)の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、あとを追ってやってきた恋人・慎吾も加わり、“たけ屋”での穏やかな生活を楽しんでいた。

しかし、ある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知る。

親子、夫婦、家族、友達。誰かを大切に想うことが、夏美の心を少しずつ癒していく。 
まるでホタルの淡い灯火のように。

以上映画『夏美のホタル』公式サイトより引用。

映画の感想としては週末の深夜にぼんやりとテレビを観ていてこの映画が流れたらビール片手にぼんやりと鑑賞して優しい気持ちで床につけるかなといった映画だった。年を重ねるにつれてこの映画に描かれているような時間は必要だと思う。

公開当時の上映館数が少なかったことや(山梨県では上映が無かった)、映像から自主製作作品のような印象を受けるが、役者の自然な演技も含めてこういう映画もたまには観てみるものだなぁと思える作品だった。


バイク的な視点では、有村架純の乗るSRの音がちゃんと実車の音で安心したこと、冒頭の大山千枚田や素掘りトンネルの水路、小湊鉄道との並走シーンなど房総半島の風景が素晴らしく、また房総を走りたくなる。



その後、原作の文庫本も入手したので読んでみた。
原作では写真家を目指す大学生の慎吾を主人公として、夏美、雲月の視点で描かれた各章で構成されているが、映画では夏美が慎吾の役柄も兼ねた主人公としてストーリーが進んでいくので、それに合わせるために原作ではやや設定や展開が異なる。また、映画の尺に収めるために省略された部分も原作ではもちろん描かれている。

どちらも風景と登場人物の描写が魅力的な良い作品だった。




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
Amazon.co.jpアソシエイト
スポンサードリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR