FTRが生産終了



ホンダのサイトを見ていたら、FTR223にとうとう生産終了の文字が。

自動二輪の免許を取って最初に乗ってたのがこのバイクで、展示車が即納だったのと、ゼファーの中古と同じぐらいの値段で新車が買えてなおかつ上のカタログ画像が格好いいという理由で買ってきた。



このバイク、元ネタとなったのは上の画像にある1986年に発売されたFTR250。
XR系のエンジンを専用フレームに搭載した本気のダートトラッカーの250に対して、223はSL230のエンジンとXLR200のフレームをベースにして作られたストリート系バイク。外装もタンクとサイドカバーはFTR250から流用、フロントフェンダーはシャドウスラッシャーと同じものが付いている。

じゃあ寄せ集めの部品で作ったカッコだけの安いバイクなのかというと、流用元のバイクが真面目に作られているのでそんなこともない。

エンジンは低速トルク重視の特性で、各ギアの守備範囲も広いのでギアチェンジが忙しいこともなく、それでいてフルスロットルにすればキレイに上まで回るというホンダの単気筒らしいエンジン。燃費も30km/l ぐらいなので財布にもやさしい。
決して速いバイクではなかったけどそれまで乗ってたTZR50よりは勿論速くて(アレも良いバイクだったな)、30km/h制限と自動車専用道路に乗れないという縛りから解放されて、燃費もほぼ変わらずというのはありがたかった。

軽量でスリムな車体と幅の広いアップハンドルのおかげでとても乗りやすく、シートも低いので基本的に立ちゴケとは無縁。
何よりも押したり引いたりが苦にならないので気合いを入れずに乗り出せる。

これは結構大事なことで、こういうバイクは自然と沢山乗るようになり、気がつくと運転に自信がついて、色々な道を知っている。
そうすると自分がバイクで何をしたいのかなんとなく分かってくるので、長続きする趣味にもなるし、バイクを軸にして遊びの幅を広げるということもできるようになる。実際にハンドルフルロックでのUターンと魚釣りはこのバイクで覚えた。というのは言い過ぎでしょうか?

フレームや足回りに関してはほとんどオフ車なので林道や河川敷で遊ぶことも可能。フラットトラックレーサーの名は伊達じゃない。
あとはリアシートが平らで荷物を積んだときの安定性が良い。

褒めてばかりでもアレなので欠点を挙げると、標準のブロックタイヤは排水用の縦溝が彫ってある舗装に絶妙に食い込むことがある。これがハンドルをとられて結構怖い。他にも起伏の激しい所に行くとマフラーを擦るとかあったはずだけどもう10年以上前のことなので忘れた。

トラッカーのブームが下火になって久しいけど「取っつきやすくて、どこでもそれなりに走れて、普通に乗ってて楽しい」という、初めての一台にピッタリの良いバイクだった。

このバイクの後にも色々と乗ったけど、FTRとキャブのKLXはもう一度乗りたい。



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コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

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