暇潰しにスズキについて調べてみた

セルペットの修理やカタログデータなどの情報を集めていると自然とスズキ車の情報も集まってくる。



織機メーカーとして創業したスズキは自転車用の補助エンジンである1952年のパワーフリー号からバイク製造に進出する。



その後本格的なモーターサイクルとしてコレダ号を発売。当初は丸型だったヘッドライトは他社との差別化を図るためか改良型では特徴的な馬蹄型が採用される。

コレダ号というネーミングは「オートバイはコレだ!」というのが由来だそうで、軽自動車のアルトが「こんな車、あるといいな」ワゴンRは「アルトもあるけどワゴンもあーる」というのが由来(公式サイトでは否定している) なので、この頃からスズキはスズキだった。



ちなみに、セルペットは最初に登場したMA型がセルフスターターを採用したことをウリにしていたので、「セルフスターターを搭載したモペット型バイク」という意味合いだと推測されるものの、私のk10型のようにキック始動のみでモペット型ではないスタイルのモデルが多数存在する。むしろMA型以降は当時のトヨタの小型車ブランドであるトヨペットをパクったあやかって小排気量モデルにセルペットと付けている気がする。両社とも元々は織機メーカーだしな。



時は流れ、コレダ号は2輪のキャデラックと呼ばれた補助灯付の巨大なヘッドライトに足回りはアールズフォーク、当時としては強力な16psを発生する2サイクル2気筒250ccエンジンを搭載したゴージャスな装備のTT型や、



スズキがマン島TTに初挑戦した際に製作したGPレーサーのR60用を基にしたロータリーディスクバルブ方式のエンジンを搭載し、後に駐在所のお巡りさんが乗ってる単車でお馴染みのK125として長いこと生産されるS10を発売し、



独立したスポーツモデルはTシリーズ、GTシリーズ、RGシリーズへと発展し、



最終的にはRGVガンマとして1999年まで2ストロークのスポーツモデルは製造されていた。



1976年に4ストロークエンジンのGSシリーズが発売され、GSXへと発展していき、



ハヤブサやGSX-Rなどに進化していく。個人的な感想だが、ベコもハヤブサも「高速で長時間走るための機能を最優先したら他社よりも微妙に地味なこういう形になりました」というデザインで、30年以上方向性がブレてない。



ところで、このコレダTTは何かに似ている気がする。この色使い、なんとなく漂う特撮っぽさ、展示車を見た人は「すげえ単車が出たな」と感心しつつも横に置いてあるオーソドックスな形のバイクを買って帰りそうな立ち位置のバイクといえば



これだ。キリンさんは泣かないしスズキはブレない。



そういえばGoogleで「スズキ ダサい」と検索するとGS1200SSが一番上に表示されるのだが、これとグースはなぜ売れなかったのか分からないレベルでカッコよかったじゃないか。

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コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

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