セルペット フロントフォーク交換

セルペットの前輪はフォークが少し歪んでいるのか、はたまたフォーク内部がボロいのか斜めに傾いた状態で付いている。

古いバイクだとよくある事なのでワッシャーをフォークとホイールの間に挟んで無理やり修正して使っていたのだが、ヤフオクで程度のいいフォークが入手できたので交換する。



まずは新しいフォークのボトムケースは赤いので、黒に塗装し、乾かしている間に車体のフロント回りをバラす。



あとは塗装が乾いた新しいフォークと入れかえればいいんだけど、セルペットのフォークは設計の古いバイクによくあるアウタースプリング式、現在主流のインナースプリング式みたいに伸びきったままステムに差し込めない上に、フォークカバーが邪魔してインナーチューブを手で伸ばすこともできない。

トップブリッジの位置までは適当な長いM10のネジを突っ込んで引き上げればいいのだが、そんなものは持ってないのでアクスルシャフトで代用した。



フォークの交換後は前輪の傾きも解消され、ブレーキングで左に寄っていく挙動も出なくなった。

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失われたセルペットのサイドカバーをFRPで自作する



セルペットの右側サイドカバーは欠品していたので、スポーツスターのエアクリーナーカバーで代用している。

これはこれで悪くないのだが、ネジ穴のピッチが合うのをいいことにエアクリーナーエレメントのフタと共締めという無理な取り付け方をしているので、いずれ何かしら不具合が出てきそう。



ヤフオクにもなかなか右側サイドカバーは出てこないので3Dスキャナーを駆使して型をつくり、FRPで自作することにする。



まず3Dスキャナーで左側のカバーをスキャンする。
この場合の3Dとは「ダンボールで どうにか 出来ると思ってる」という意味なのでクオリティの低いブツが出来上がることは確定している。

底の方が車体に取り付けたときにオモテになるので、エンブレム側を上に向けてダンボールで形を合わせる。



養生テープを型枠の内側に貼って、離型材を塗る。離型材はシュアラスターの固形ワックスとシリコンスプレーで代用した。



型の中にガラスクロスを敷き詰め、硬化材をまぜた樹脂をローラーで塗り込む。



樹脂が硬化するのを待って型枠を外すと、このようにサイドカバーの形になる。
クオリティの高いものを作るつもりは初めから無いとはいえ、予想以上にクオリティの低いブツが形成された。
まあ、FRPでパーツを自作するのは今回が初めてなのでちゃんと固まっただけいいとするか。



金ノコでバリを落として「大体このぐらい」の寸法に合わせる。



さすがにデコボコしたままではアレなのでパテで表面を整える。パテを盛っても表面は波打っているが、もう知らん。



塗装して車体側のツメが引っ掛かる溝と、ネジ穴を開けて仮止めをしてみる。

気になる仕上がりはスポーツスターの部品の方が良かった気がするけど
5メートル以上離れて見れば大丈夫。

あとはM6×100mmのボルトとワッシャーを買ってくれば固定できるな。

セルペットの燃料漏れを修理して乗り回してみた

前回燃料コックのOリングを交換したセルペット。今回はキャブのフロート室からの燃料漏れを直してみる。



現在はこういうシートを切り出して作ったいい加減なガスケットをフロートの合わせ面に挟んでいるが、やはりこれではガソリンの浸透性には無力みたい。



というわけで、いささか乱暴な手段ではあるものの、耐ガソリンの液体ガスケットを紙ガスケットに塗布してしまおう。少し硬化を待ってから組んだものの、貼り合わせるのような形になるので次にキャブをバラすときが少し面倒になるが、漏れるよりはマシだ。



キャブを組み直してガソリンを入れてみた。よし、コックからもキャブからも漏れてない。



このバイクで遠出はやめようと思っていたものの、せっかくなので120kmほど乗り回してみた。

道中特にトラブルも出ず、遊びを調整したクラッチは滑りも改善され、バッテリーも復活。テストコースで計測したトップスピードはメーター読みで80km/h、燃費はリッター38kmをマークした。



ヤマハオートルーブの缶の説明通り20:1で混合ガソリンを作ったが(混合比早見表)、煙幕を張るようなことも無いのでこの混合比で使うことにしよう。


セルペット ひとまず復旧

試運転でフライホイールが外れたセルペットを直してみる。



ウッドラフキーの詰め合わせが届いたので、どれか合うだろうとフライホイールを付け直してみる。



ウッドラフキーのサイズは3×5×13がジャストサイズ。傷んでいたクランクのネジ山はダイスで修正。

フライホイールもしっかりと固定できたのでもう走行中に外れないでほしい。



ついでなのでOリングの劣化でガソリンが滲む燃料コックを「M14のコックなら何でも付くでしょ」とモンキー用に取り替えようとしたものの、ネジ径は同じだがピッチが合わないのでそのままでは付かない。(セルペットは並目ねじ、モンキー用は細目ねじ)



仕方ないので元々のコックを直すことにして工具箱を漁ると丁度いいOリングが出てきた。多分RG125Eのコックを直したときに余ったヤツだな。
これでタンクとの接続部からの滲みは止まるはずだけど、どうせレバーのところから滲むんだ。



まあガスケットシートを切り出してパッキンを作ったキャブのフロート室からも微妙にガソリンが滲んでいるので、そのうち対策はしないと、滲みが漏れから流出に進化すると危険だ。燃える。



そのまま付かないといえば、K125のものが使えそうだと思っていたクラッチ板も、クラッチハウジングに引っかかる爪の数が違うので流用は出来ない。

もしかしたらクラッチの遊びが少なすぎてプッシュロッドが常に利いている可能性が無きにしもあらずなのでクラッチの遊びを調整しておいた。
これで駄目ならいずれフェーシングの貼り換えを頼むか。

クランキングでプラグに火花が飛ぶことを確認。エンジンも普通に始動でき、異音も無いのでひとまず実動コンディションには復旧。しかし、絶対にこのバイクで遠出するのはやめよう。


セルペット 壊れる

ナンバーが付いたので、道路で乗れるようになったセルペット。



さっそく近所の駐車場で乗り回してみる。ぶっ壊れても押して帰れるしな。

50年以上前のバイクだが、操作は現行のものと同様で、普通に走らせることができる。カタログ上の出力は6.5ps。フレームはプレスバックボーンという実用車としてはオーソドックスな構成。 というかこの年代で実用車のスタイルはほぼ完成しているので混合ガソリンやオイル滲みを気にしなければ最近のベンリィ系と同じように使えそうだ。

ステップを擦る程度に急旋回をしてフル加速をするような走り方をするとシフトアップ時にやはりクラッチが若干滑っている。ダメ元でK125のクラッチ板を買って合わせてみるかと考えていると何やらクランクケースからカタカタと異音が…スゲー嫌な予感…



帰って点検を…アイハブノーパワー!ノーパワー!今年のル・マンは優勝してくれ。いやマジで頼みます

焼き付きにしてはキックの感触は悪くないし、ギア抜けと同時にガス欠したんじゃないかな?そうであってくれ。元廃車な上に耐用年数をとっくに過ぎているので何が起きても驚かないけど焼き付きは困る。とりあえず押して帰りながら混合ガソリンを買って入れてみよう。



エンジンかからん…ポンコツバイクめ

走行時間10分かそこらで不動車になってしまったか。
軽い焼き付きだったらプラグホールからゾイルを吹き込めば復活する可能性があるらしいので、プラグを外して火花と圧縮をみてみる。

圧縮はするし、クランキングも引っかかるような感触はないし…プラグは火花が飛ばん…

じゃあポイントカバーを開けてポイントが動くかみてみるか。



フライホイール取れちゃってるじゃん!

カタカタいってたのはコレが原因か。前回仕上げたときに「火花も飛ぶしポイントも新しいから下手に触らないでおこう」と触らなかった部分だ。走らせる前に現象が出てくれれば2kmも押さなくて済んだのに…

見た目のダメージはウッドラフキーが擦り切れて無くなっているのとフライホイールが傷だらけになって、クランクシャフトのネジ山が傷んでいるくらい。

ウッドラフキーを買ってネジ山を修正すれば直りそうだ。ついでなのでK125のクラッチ板も海外製なら高いものではないので買ってしまおう。

両方ともアテが外れたら、外れたときに考えよう。

プロフィール

コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

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