ホンダ E300を修理する

前回のEM300に引き続き 、ホンダの発電機、E300を修理する。



前回直したEM300の修理代の代わりにE300は貰えることになったので「そのうち直そう」と放置していたのだが、 モーターショーに展示されていた蓄電機のE500の外装の元ネタとなっていることに触発されたので手を付けることにした。

では、殻を剥いてみよう。 中身をやってる間に塗り直した赤い外装のペンキも乾くでしょう。



スターターの空回りとプラグに火花が飛んだり飛ばなかったりでエンジンが始動できず、かつてエンジンが動いていた頃に発電しなくなったのでそのまま放置されていたこの個体。

とりあえずスターターの爪に清掃と注油。リコイルの動きも渋いのでやはり外して清掃と注油を実施。これでスターターは気持ちよく引っ張れる状態に復旧。



キャブレターも詰まりは無かったものの、いい匂いがしているので一応洗浄しておく。エアクリーナーのエレメントは付いていた痕跡を残して消滅していたのでバイクの湿式フィルター用スポンジを切り出して付けておく。



ポイントも開閉することを確認してガシガシとペーパーで磨く。これでエンジンはかかるはずだが問題は発電しないということだ。



ヒューズはOK。あとはこのアースらしき線の辺りが錆びていたので錆を落としてつけ直し。一旦組み立ててエンジンの始動と発電をテストしてみよう。これ以上は電気回路の知識を身につけるところから始めないと…

墨汁のようになったオイルを交換してエンジンを始動。オイルは本体を傾けてフィラーから排出する。一応ドレンはあるものの、底の鉄板を外さないとアクセスできないのでこっちの方が簡単。

では、始動もスロットルも問題無いので投光器を繋いで…



オッケー光った!やっぱ昔の先端技術は強えーわ!

電気回路の知識はそのうち身につけることにしよう。

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ホンダEM300を直してみる。



発電機の修理を頼まれた。

発電機の修理は初めてだが「農機具屋さんで修理を断られるほど古い型だから最悪トドメを刺しちゃって 」とのことなので直してみることにする。

持ち込まれたのはホンダのE300とEM300。E300は1965年に発売、 低騒音タイプのEM300は1973年に発売された。ああ、古い。そりゃ店も新品を勧める。ただ外装は最近の小型発電機より金属っぽくて可愛らしいデザインなので性能や静粛性はさておいて素敵。

両者ともスターターが空回りしてプラグには火花が飛ばず、E300はエンジンが動いていた頃から発電すらしない。というわけで、スターターと点火系をどうにかすれば使用可能になるEM300から手を付けることにする。



では、殻を剥いて冷却ファンを取り外そう。固定ボルトを外すとファンにネジ山が切ってあるので径とピッチが合うネジをねじ込んでやればファンが外れる。



スターターが空回りする原因はファンの裏にあるスターター側の爪に引っ掛かる部品の動きが渋いせいなので油をくれてやる。これでスターターの修理は完了。何回ヒモを引っ張っても空回りはしない。



点火系は正面からみて右側の発電機の前に付いている。とりあえずポイントを磨いてみることにする。



遠慮せずガシガシとポイントをヤスリで磨く。組み直してスターターのヒモを引っ張ってみたがエンジンは始動せず。ガソリンは来ていてプラグには火花が飛んだり飛ばなかったりなのでE300のプラグと入れ替えたらあっさりとエンジンは始動。可愛らしい発電機だがしっかりとホンダシングルの音がする。良い音だ。うるさいけど。



扇風機や投光器を繋いでもちゃんと作動するのでこれにて修理は完了。E300の方も早いとこやってしまおう。


RG125E メンテナンス記録



イーハトーブを入手する時に手放したRG125Eを直したときの話。
1980年に発売された空冷2サイクル2気筒、星形キャストホイール採用という贅沢な造りのバイクである。

RZ250の登場までクラストップの性能を誇ったRG250Eのデザインを踏襲しながらもカクカクしたライトとメーター、長いリアフェンダーのせいでデザインが微妙にアジア向けの現地生産車っぽくなっている。このデザインを未来的にリファインしたらGSR250 になりそうな感じがしなくもない。



一応エンジンはかかるものの、燃料コックからガソリン漏れ、キャブからは物凄い勢いでオーバーフロー、その他色々ボロいレストアベースのジャンク品の状態で引っ張ってきた。



燃料コックはレバーが分解できたので、Oリングを交換して修理。



キャブのオーバーフローはフロートの油面が異常なまでに高くされていたので正常な油面に調整。
恐らくパワーフィルターを装着したは良いが、メインジェットを換えずに油面だけで混合気を濃くしようとしたのだと思われる。



何しろここまでエアクリーナーを塞がないと発進すら出来ないレベルで混合気は薄い。油面だけでは対応するの無理。というか油面を合わせるのは正直なところ面倒くさい。



付いていたエアクリーナーもゴムパイプがヒビだらけだったので傘付きのタイプに交換しメインジェットも交換。

なかなか番手が決まらずに罰ゲームのような作業になったキャブセッティングを終えてようやくマトモに走るように。



外装は磨いたらそれなりになったので



硬化しきったタイヤを前後とも交換。

乗った感想は空冷2サイクルらしい爽快な音と加速感で、重そうな見た目と裏腹に軽快に走る。足に使ってもツーリングに行っても楽しいバイクだった。強いてケチを付けるなら、125ccのクセにリッター17kmという恐ろしい燃費を記録した位か。


スーパーカブをレストアする その3



カブのエンジンが動くことを確認したので、車体を赤く塗装した。

これが気温の低さと安いスプレーの流動性の良さと俺の腕前が合わさってタレまくり、修正しまくり、なんとか遠くから見ればそれなりになったものの、余計なことをしなければ良かったという具合の仕上がり。下地はそれなりにうまくいったのに…

教訓:ケチって安い塗料を使わない。あとはコンパウンドで艶が出るなら下手に全塗装なんてしない。

あとは走行は一応可能とは言え、キーをOFFにしても止まらないメインスイッチや、錆からガソリンが滲んでいるっぽいタンクとかキッチリやると結構面倒だぞコレ。というかバイク置場がカブを置くには微妙に狭いんだけどどうしよう…
などと思っていたら友人から「走るならくれ」と言われたので「じゃああげる」ということになりオイルシールと書類と共に引き取られていった。



ノリノリでスタートした割に諦めが早い気がするがやっちまったものはまあ仕方ない。もう実物はやめて昔のようにプラモデルを作ろうか…ゲタ履きの複葉機とか





スーパーカブをレストアする その2

プラグホールからパーツクリーナーを噴射してキックしたらエンジンは動いたスーパーカブ。

とは言えキャブレターのパッキンとオイルシールはまだ手元に無いのでとりあえず各部を清掃しつつ最近の12Vカブとの違いを観察してみる。



まずはメーターに速度警告灯がなく、目盛は80km/hまである。3速の守備範囲は65km/h付近までだが、もしかしたらフロントのスプロケを1丁上げるとメーター読みで70km/hぐらいは出るかもしれない。

常時点灯になる前のバイクなのでライトスイッチにはONとポジションとOFFの切り替えがある。



キャブレターは普通のPBキャブだがマニホールドと共締めの良く分からない部品が付いている。抵抗器っぽいのでキーをONにして熱くなればキャブヒーターで間違い無さそうだけどバッテリーが上がってるのでやはり良く分からん。

キャブの中は詰まりもなくきれいなモノだったのでカチカチになっているフロートのパッキンを替える時にちょっと清掃するだけでイケそうだな。



あとはフロントサスのリンクにグリスニップルが付いている。以前持っていた12Vカブには無かったので省略されたのだろう。どっちにしろグリスも古くなっているのでバラしてグリスアップした方が確実そうだ。

とりあえず走行可能にするならすぐに出来そうな状況なのであとは塗装だな。塗る面積が大きいので安い缶スプレーでやるつもりだけどはたしてキレイに仕上がるか?



プロフィール

コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

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