RG125E メンテナンス記録



イーハトーブを入手する時に手放したRG125Eを直したときの話。
1980年に発売された空冷2サイクル2気筒、星形キャストホイール採用という贅沢な造りのバイクである。

RZ250の登場までクラストップの性能を誇ったRG250Eのデザインを踏襲しながらもカクカクしたライトとメーター、長いリアフェンダーのせいでデザインが微妙にアジア向けの現地生産車っぽくなっている。このデザインを未来的にリファインしたらGSR250 になりそうな感じがしなくもない。



一応エンジンはかかるものの、燃料コックからガソリン漏れ、キャブからは物凄い勢いでオーバーフロー、その他色々ボロいレストアベースのジャンク品の状態で引っ張ってきた。



燃料コックはレバーが分解できたので、Oリングを交換して修理。



キャブのオーバーフローはフロートの油面が異常なまでに高くされていたので正常な油面に調整。
恐らくパワーフィルターを装着したは良いが、メインジェットを換えずに油面だけで混合気を濃くしようとしたのだと思われる。



何しろここまでエアクリーナーを塞がないと発進すら出来ないレベルで混合気は薄い。油面だけでは対応するの無理。というか油面を合わせるのは正直なところ面倒くさい。



付いていたエアクリーナーもゴムパイプがヒビだらけだったので傘付きのタイプに交換しメインジェットも交換。

なかなか番手が決まらずに罰ゲームのような作業になったキャブセッティングを終えてようやくマトモに走るように。



外装は磨いたらそれなりになったので



硬化しきったタイヤを前後とも交換。

乗った感想は空冷2サイクルらしい爽快な音と加速感で、重そうな見た目と裏腹に軽快に走る。足に使ってもツーリングに行っても楽しいバイクだった。強いてケチを付けるなら、125ccのクセにリッター17kmという恐ろしい燃費を記録した位か。


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スーパーカブをレストアする その3



カブのエンジンが動くことを確認したので、車体を赤く塗装した。

これが気温の低さと安いスプレーの流動性の良さと俺の腕前が合わさってタレまくり、修正しまくり、なんとか遠くから見ればそれなりになったものの、余計なことをしなければ良かったという具合の仕上がり。下地はそれなりにうまくいったのに…

教訓:ケチって安い塗料を使わない。あとはコンパウンドで艶が出るなら下手に全塗装なんてしない。

あとは走行は一応可能とは言え、キーをOFFにしても止まらないメインスイッチや、錆からガソリンが滲んでいるっぽいタンクとかキッチリやると結構面倒だぞコレ。というかバイク置場がカブを置くには微妙に狭いんだけどどうしよう…
などと思っていたら友人から「走るならくれ」と言われたので「じゃああげる」ということになりオイルシールと書類と共に引き取られていった。



ノリノリでスタートした割に諦めが早い気がするがやっちまったものはまあ仕方ない。もう実物はやめて昔のようにプラモデルを作ろうか…ゲタ履きの複葉機とか





スーパーカブをレストアする その2

プラグホールからパーツクリーナーを噴射してキックしたらエンジンは動いたスーパーカブ。

とは言えキャブレターのパッキンとオイルシールはまだ手元に無いのでとりあえず各部を清掃しつつ最近の12Vカブとの違いを観察してみる。



まずはメーターに速度警告灯がなく、目盛は80km/hまである。3速の守備範囲は65km/h付近までだが、もしかしたらフロントのスプロケを1丁上げるとメーター読みで70km/hぐらいは出るかもしれない。

常時点灯になる前のバイクなのでライトスイッチにはONとポジションとOFFの切り替えがある。



キャブレターは普通のPBキャブだがマニホールドと共締めの良く分からない部品が付いている。抵抗器っぽいのでキーをONにして熱くなればキャブヒーターで間違い無さそうだけどバッテリーが上がってるのでやはり良く分からん。

キャブの中は詰まりもなくきれいなモノだったのでカチカチになっているフロートのパッキンを替える時にちょっと清掃するだけでイケそうだな。



あとはフロントサスのリンクにグリスニップルが付いている。以前持っていた12Vカブには無かったので省略されたのだろう。どっちにしろグリスも古くなっているのでバラしてグリスアップした方が確実そうだ。

とりあえず走行可能にするならすぐに出来そうな状況なのであとは塗装だな。塗る面積が大きいので安い缶スプレーでやるつもりだけどはたしてキレイに仕上がるか?



スーパーカブをレストアする



解体屋に遊びに行ったら6Vカブがあったので引っ張ってきた(とても安かった)

ウインカーの形状とフロントのエンブレムから82年頃のSTDモデルと推測。

なお余談ではあるが鉄ボディのカブのデザインは大まかに3種類あって



初期のOHVエンジン搭載のC100系。



66年に全車OHCエンジンになった第2世代。



71年に追加されたDXタイプのデザインに統一されて2012年まで作られた水曜どうでしょうでおなじみの第3世代。この他にも角目モデルなどの外装違いや、CT系や郵政カブなどのバリエーションが多数ある。

今回引っ張ってきたのはキャブレターがダウンドラフトから横向きのレイアウトになったモデルで、点火系がそれまでのポイント式からCDIになったエンジンの出力は4.7ps。カタログデータだけなら最新の原付とも十分に渡り合えるスペック。 ここから電装が12Vになったり、FIが搭載されたりしながらも、ほぼ同じレイアウトで生産されている。(17インチはモデルチェンジしたが鉄ボディは現在もリトルカブがある)



話を本筋に戻してカブの状態だが、無塗装プラのフェンダーやサイドカバーの傷みがひどく、洗って拭き取るだけでヒビが拡大していく状態。



バッテリー回りが何か変だと思ったら12Vバッテリーが付いていた。リレーや電球も12V用が付いていたので変換されているみたい。ラッキーなのか、はたまたここに起因するトラブルに泣くのか…まあカブだから大丈夫(適当)



キャブレターのフロート室は液体ガスケットで隙間を塞いであり、オイルシール類も要交換。しかし圧縮と火花はOK というベース車としてはなかなか上等な代物。



とりあえず洗ってコンパウンドで磨いてみたものの、ヤレはそのままにするか、赤く塗装し直すか迷う所だな。まずはエンジンが動くようにしないと。



チョイノリを修理した

修理代をケチって家に転がっていた中古タイヤに交換しようとしたはいいがビードが上がらないチョイノリ。



ビードを広げるためにタイダウンでギッチギチに締め上げて2日ほど放置。この状態で手押しポンプで空気を入れてみるもシューシューいうだけでビードは上がらず。

タイヤを放置している間に爆発タイヤのコツはYouTubeを観て研究したので再度やってみる。



よし!ビード上がった!



エア漏れもしていないのでひとまず安心。

※爆発タイヤを行う際は保護メガネなどを着用し、周辺に燃えやすい物を置かないなど、ケガや火災などの安全面には充分注意して作業して下さい。



タイヤの問題は解決したのでキャブのフロートを開けて詰まりを確認。穴は全部通っていたので組み直してエアスクリューを規定値の全閉から2と3/8回転に合わせて新しいガソリンを入れてエンジンは始動。

オイルは綺麗な状態だったのでちょっと実験をしてみた。



まずはそのままのオイルで暖機し、その後ゾイルスプレー(液体のゾイルよりもワイヤーの給油とか不動車のエンジンをかける前にプラグホールにひと吹きとか色々使えて便利)を10秒程度フィラーから噴射してオイルに混ぜる。

オイル交換時に液体のゾイルを添加するとエンジンがスムーズに回るようになって振動も減るんだけど、これってゾイルの効果というか新しいオイルだからじゃね?という疑問を解決してみたい。

そして始動。
添加後はアイドリングが明らかに上がった。オイル自体は換えていないので、フリクションロスを改善する効果は一応あると判断しても良さそうだ。

とはいえ排気量が増えたようなフィーリングとか、劇的なレスポンスアップということが起きるわけではないので、メンテナンス状況の分からない中古車を買ったら初回のオイル交換で添加して、後は気分でみたいな使い方で良いかと思う。(自分は大体そういう使い方)



そうはいってもオイルが古いままなのはアレなのでFT-1のミッションに使った余りのオイルに交換した。FT-1のミッションは600cc。チョイノリのエンジンオイルは300ccなので余りオイルでも充分に足りる。



右側のブレーキスイッチはツメが折れて外れていたのでシールテープを巻いて差し込むことで固定。



ミラーを交換してワックスかけて終了。修理代は俺の労力だけで済んでよかった。修理らしい修理もしてないけど。



プロフィール

コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

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