トライアル的な事をやってみる

朝霧高原のイーハトーブの森で走ってきた。



まずは丘越えや丸太越えのセクションで体を慣らして奥の林間コースへ。フロントアップで丸太を越えられるようになればカッコいいんだけどなかなか上手くいかない。多分テクニックと度胸が足りない。

奥のエリアは前日の雨の影響か路面はちゅるちゅるのヌタヌタ。普通の林道ツーリングだと引き返すコンディションだけどここはクローズドエリア。

わーい!すごーい!たーのしー!

とはいえ私のイーハトーブ号は仕上がりはさておきレストア済みのビンテージバイクの範疇に入るのであまり無理せずに…



すごーい!たーのしー!

どうせジャンク品を適当に修理してでっち上げたボロいバイクだ。どんどんやってやれ。トラ車を盆栽にするなんて初めから無理な話だったんだ。

少なくとも5回ぐらい登坂に失敗して転倒。トラクションのかけ方が何となくわかってきて、それ以上に坂の途中で止まった時のリカバリーとバイクからの脱出が上達した。



まくれないように前寄りに体を入れるだけじゃなくてちょっと後ろに体をひいてやると上り坂では空転しづらいんだな。まあ、もうちょいでクリアって所で砂利にハマるんだけど。



とはいえ1時間ぐらい走っていると「ここ行けるんじゃね?」というところは行けるようになったり、ちょっとしたセクションならクリーンできるようになったのでいい気になっていたら前輪が泥詰まりでロックする。オフロードバイクがアップフェンダーになっている理由がよく分かった。



最終的に画像でみる以上にドロドロになったイーハトーブ号。普通にツーリングに行くことも考えて減らないタイヤと楽チンなトラッカーハンドルを装着したものの、普段使いはほとんどセローばかり乗ってるのでタイヤもハンドルもトライアル用に変えて完全に練習機にしてしまおうか?とりあえずは現状の仕様で前輪を狙った位置に上げれるようになろう。
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暗い夜道はピカピカの

お前の鼻はあまり役に立たない。ということでイーハトーブのものすご~く暗い6Vのヘッドライト球をハロゲンに交換した。夜に乗るたびにハロゲンに換えようと思うこと2年。ようやっと交換に踏み切った。




6V25/25Wのハロゲン球は甲府の2りんかんに行けば置いてあるので入手にはあまり困らない。
中身が煤けた白熱球なのはさておいて明るさの比較。



こちらの地味な絵がノーマルの白熱球。最近の懐中電灯の方が明るいんじゃないかというレベルで暗い。



そしてこの地味な絵はハロゲン。明るさの違いは歴然だな。これで暗い夜道でもお前の鼻が役に立つのさ。特に夜中に河川敷で走ろうと思い立った時とか。





たまにはイーハトーブ



イーハトーブの自賠責保険を更新して、ついでなので河川敷で練習してきた。

登り斜面でのターンはこのぐらいの斜面ならとりあえずできるようになったので、苦手な下りを練習する。

ヨロヨロしながらも意外とできるじゃんと調子に乗って半径を小さくしていったら…



やはりこうなる。理想郷への道はまだまだ遠い。5点。

ウインカーとレバーをやってしまったと思いながら起こしてダメージを確認するも、さすがトラ車だ。なんともないぜ。
とりあえずオフキャンバーでのターンは下手なままだけど副産物としてスタンディングスティルを持続できる時間が長くなったからOKだ。

これ以上やると本当にぶっ壊しそうなので、家に帰ってチェーンとワイヤーとスイングアームのグリスニップルに注油して、エンジンオイルも交換する。



なんかアルミ鋳物っぽい金属片が出てきた…
多分クランクケースのカムチェーンガイドが入るUの字の所の破片じゃないかなコレ。
ただカムチェーンのシャラシャラ音とエンジンの調子は変わらずなので、恐らく俺が買った時には既に欠けてて、オイルパンに沈んでいたものが今回の転倒でドレンの所に出てきたと予想。とりあえず変な所に噛みこまなくてよかった。

根本的に直すにはクランクケースかエンジン自体を交換することになりそうなのでとりあえず動くうちはこのままにしておくか…今のところエンジンをバラせる程の道具も技術も無いしな。

しかし今年はセローのカムチェーンガイドが欠けてどうせ開けるならとカムチェーン廻り一式交換やら寿命を迎えたホイールベアリングを交換したり、車のドライブシャフトブーツやら今回の金属片といい、自力でやって安く上げられない部分が続くな。



モノが立て続けに壊れる時はなにかしら転機が訪れると言うけれど、暮れなので溜まった雑誌とかを片付けていたら現行セローのカタログが出てきた。つまりそう遠くない未来にコレが手元に来ると?いや落ち着け。



イーハトーブというバイク

レストアしたイーハトーブ。



レストア記録はこちらを見ていただくとして、簡単な説明と乗ってみたインプレを書いておく。



前身となる1973年のTL125バイアルスは国産初のトライアルバイクとして登場し、1979年まで販売されていた。開発にはトライアルの神様と呼ばれるサミー・ミラーが関わり、販売中の1977年に岩手県内でイーハトーブトライアルがスタートする。



その後の1981年にバイアルスのエンジンと足回りをアップデートして登場したのがTL125イーハトーブ。カタログでは自然との融和をイメージしたという風な記述があるが、イーハトーブトライアルがナンバー付きのトライアル車が対象となるイベントなので恐らくデイトナとかボンネビルのようにレース名を付けたというのが本音だろう。バイアルス、イーハトーブとも保安部品は簡単に取り外せるようになっていて、会場まで乗っていってレースに参加することも想定されている。

自分のイーハトーブのインプレだが、まず、トライアル用に1~3速のギア比はかなり低く設定されている。登坂力は抜群でスリムな車体と相まって林道探検ではセロー以上に頼もしい走破性。フロントアップもクラッチを使わずに出来る。

ハンドルはストッパーに当てるまで70度ぐらい切れるので車1台分の幅があればUターンできる。

加速や最高速度は正直なところNS-1の方が速いが、5速に入れておけば30km/hからトップスピードまでをカバーするのでギアチェンジが忙しくないので楽チン。

舗装路でのコーナリングはゴムの軟らかいトライアルタイヤではリアがフニャフニャする挙動が出ていたが、その後に普通のブロックタイヤに交換したところ解消した。

往復300kmのツーリングに行ってもタンクの容量の少なさに気を付ければ特に辛いということも無かった。このあたりはツーリングに使うことも考慮に入れて作ってあるバイクだからだろう。

燃費は平均して40km/l。

自分よりも年上のバイクだけど普段の移動に使ってもオフロードに持っていっても現行のバイク以上に楽しめる。

悪い点をあげるとすれば、旧車なのであまり無理ができないというぐらい。

現在は原付2種の枠で公道可のトライアル車はスコルパのTY125とガスガスのランドネぐらいなので踏ん切りがつくか自分で直せなくなるまではイーハトーブは現役で使おう。



TL125イーハトーブ ちょっとレストア



サブバイクのホンダTL125イーハトーブ



入手した当時はホコリと錆にまみれた程度の良い立派な不動車。でもイーハトーブ。

オートバイだったかミスターバイクBGに写真が小さく載っていて、バイアルスかイーハトーブの不動車が出てきたら直して乗りたいと高校生の頃から10年位ぼんやりと考えていたらとうとうイーハトーブの不動車が出てきてしまったので直して乗ることにしました。
幸いエンジン本体と電装は無事だったので



タンクの錆びを取り、ピンホールをパテと半田と内部コーティング剤で補修し




塗装は市販レーサーっぽくしようと白に。欠品していたサイドカバーはエイプのものを加工して取り付けてシートはモンキー用のTLシートに交換。モンキー用のシートはタンク側のコの字ステーを外してリア側のステーをTLの物に交換すると取り付けできた。




シフト、スプロケ、キックのシャフトからオイル漏れしていたのでオイルシールを交換。現行車にこのサイズのシールを使っているバイクがあるようでフロントフォークのオイルシールと共に部品は出た。



ガチャガチャ音がするカムチェーンはサービスマニュアル通りの方法では調整出来なかったのでネットで調べた方法で調整。



インナーチューブが錆びてオイル漏れしていたフロントフォークはリプロ品に交換。



オーバーホールしても濃い症状が出ていて黒煙を吹いたり、信号待ちで止まったり、ツーリング先でしばらく再始動できなくなって途方に暮れそうになる程度に調子の悪いキャブは油面やエアスクリューの調整やジェットの番手を変えても改善せず。

どうも古くなったPCキャブは濃い症状が出ることがあるらしく、モンキー用のPC20をエンジン側の取り付け部を小加工して(モンキー用とイーハトーブ純正は取り付け部の形状が違う)取り付けて1発始動が可能に。

ジェット類はMJ95 SJ35 ニードル3段目(真ん中)のサービスデータ通りのセッティング。

ちなみにイーハトーブ純正のPC04Eと同じ形状のキャブも新品が買えるとモンキー用のPC20を買ったあとに知った。




ヤフオクを中心に中古部品はもちろんのこと外装一式にフロントフォークやワイヤー類、スプロケなどのリプロ品が豊富にあるのも非常にありがたく(その気になれば1台組めると思う)、ブレーキシューはスーパーカブ用、エアクリーナーエレメントはエイプ、テールレンズはダックスやカブ、ウインカーはシャリーやダックス、ヘッドライトはプレスカブのものが合うなどちょっとした消耗品や外装は中古も純正形状の部品も豊富なホンダ4ミニ系から流用できるのも助かる。(流用する場合は現物合わせ推奨)


タイヤは当初本気のトライアルタイヤが付いていたが、あっというまに減ってしまったのでフロント2.75-21、リア4.10-18のD605に交換。普通に乗るならこっちの方が乗りやすいけどリアタイヤが薄くなって若干カッコ悪いので純正サイズの4.00-18でキャラメルパターンのK950やTW23/24あたりがビジュアル的には良いと思う。


路上復帰して1年半で5000kmほど走りましたが今のところ大きな故障もなく、古いとはいえトライアル車の抜群の走破性で林道や河川敷で楽しく遊べるバイクです。



プロフィール

コーテル・リャン

Author:コーテル・リャン
東に不動車があれば引き取って直してやり
西に峠があれば行ってそこを越え
テントを張れば雷雨に怯え
林道に入ればヨタヨタ走り
誉められもせず 苦にもされず 
そういう人が私です。

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